介護職員のインタビュー 秋元貢さん

Question

1日の仕事の流れを教えてください。

朝7時に起床介助の後、朝食の準備（おかずのもりつけ、ご飯やお味噌汁をよそうなど）をしてリビングにて朝食を提供をします。朝食後はトイレやお風呂の介助を行います。昼食の提供と口腔ケアが終わると、午後からは歌を歌ったり、トランプなどのレクレーションや外出のイベントを行っています。夕飯の提供、就寝の準備（口腔ケア・パジャマに着替えるなど）のお手伝いをした後、食器の片づけや掃除、乾燥機から取り出した洗濯物をたたむなどをしながら、ケース記録の入力、翌朝の準備などをします。夜間帯は2時間おきに居室の様子をみて問題がないか見守りながら過ごします。とても大変そうな一日のお仕事ですが、この内容を早番・日勤・遅番・夜勤の4～５人がそれぞれの得意・不得意も考慮しつつ、協力し、連携し、励まし合い、力を合わせて、10名のご利用者の日常を支えています。

Question

働くうえで大切にしていることは何ですか？

利用者の気持ちに寄り添う事です。どのような想いでお過ごしかを困った事はないかを気づけるようにこまめな声掛けを心がけています。仕事を休まずに来るために自分の生活リズムを整える事も大切で体調管理も大切にしています。趣味のドライブなど、リフレッシュする時間も大切にしていますね！

Question

職場の課題・改善点は何だと思いますか？

介護は利用者の生活を場を支える仕事なので、様々な場面で介護士たちの意見や価値観が反映されていきます。しかし、多職種を含めチームで成す仕事でもあるのでルールや決まりごとも必要となっていきます。そこが課題であり、最も難しい所ですが、介護士や多職種の価値観の違いなども理解しつつ、ご利用者に対し何ができるかという視点に立ち、職員間でもっとコミュニケーションをとる機会を増やしていきたいと考えています。