Mission
共に生きる社会の実現を目指して
私たちは、4つの社会貢献を掲げて理念の実現を目指しています。
その1つ目が「看取りの充実」です。
多死社会に突入している我が国が病院で最期を迎えることが困難な現在、その代案として施設で最期を迎える対応をせざるを得ない実情です。
そのような中で私たちは、「看取り」を最大の使命と考え積極的に幸せな最期の迎え方について職員と共に考え、その答えを見つけたいと思っています。
2つ目は、身体障がい者の方々が入居できるグループホームの建設です。
障がい者自立支援法により障害を持つ多くの方々は、グループホームでの生活を通じて社会参加への道が開かれてきました。しかしながら、身体に障害を持つ方々の生活の場が思うように進んでいない実情があります。その理由として挙げられのが、生活環境の問題です。車椅子で過ごす事ができ特殊浴槽を備えた入浴設備等、環境整備にかなりの負担がかかることが一つの要因として挙げられます。私たちは、高齢者の介護と共に身体障がい者の方々の自立支援も大きな社会貢献として捉えています。
3つ目は、10人に1人は、何らかの発達障害を有していると言われる今日。発達障害に対する理解が不足している状況です。
発達障がいに対する専門的な知識を持つ職員の育成により、そのような障害をもつ人々が社会から追い詰められ引きこもることがない社会の実現を私たちの法人で担いたいと考えています。
4つ目は、人材の不足を補う方策として力を入れている外国人技能実習生の受入れを労働力として捉えるのではなく新しい文化を吸収し閉鎖された環境としての高齢者施設ではなく解放された施設に変革するための手段として捉えて行きたいと考えています。
私たちは、この4つの貢献を通して他者との違いを認め誰に対しても尊厳を持って接する事が出来る職員の育成を目指します。
そして、共に生きる社会を実現したいと考えています。
社会福祉法人 高嶺福祉会法人 地域統括部長
濱野 直紀